本を読んで目が疲れたときにやってます

今回はニンテンドーＤＳのゲームソフトの紹介です。

見る力を実践で鍛える DS眼力トレーニング

「見る力を実践で鍛える
　ＤＳ眼力トレーニング」
任天堂株式会社　３８００円（税込）

○眼の力とは？
眼の力は、視力だけではありません。このソフトでは、
１．動体視力：動いているものを見る能力
２．瞬間視：一瞬で情報をつかむ能力
３．眼球運動：すばやく眼を動かす能力
４．周辺視野：広い範囲を見る能力
５：眼と手の協応動作
が鍛えられます。
この５種類の眼の力を判定基準に眼年齢を測定し、トレーニングを行って眼の力を向上させていきます。

○おすすめトレーニングで程よく練習
眼年齢を測定すると、各人に合わせたおすすめトレーニング４種を提案してくれます（もちろん、おすすめに従わず自分でトレーニング項目を選ぶことができます）。眼年齢測定に１０分ほど、トレーニングがひとつ２，３分ほどで、計１５〜２０分ほどです。時間として程よいように思います。トレーニング内容は、上記の５種の眼力を鍛える基礎トレーニング（○の入った箱の移動を目で追う、連続で表示されるＣの向きを当てるなど）と、スポーツをモチーフにしたスポーツトレーニング（卓球や野球サッカーなど）があります。トレーニングが終わると、眼のストレッチを行って終了です。

○視力はよくならないんですよね・・・
ゲームソフトの注意書きにも書いてあるのですが、視力自体は良くなりません。しかし、運動神経を上げようとすれば体を動かすように、眼も運動させれば機能がよくなります。このソフトを行うことで、何らかの目の能力は向上することでしょう。私自身について言えば、視力も少し向上したような気がしますが、気がするだけかもしれないので無責任なことは言えませんね。当然ですが、このゲームを一日中やってＤＳの画面を見続けたりすれば、視力は下がりますよ。

○飽きっぽい人、せっかちな人には向きません
まず、ゲーム感覚で行うと、わくわくする感じというか、ミニゲームが少ないので、すぐ飽きてしまいかねません。トレーニング終了後にある眼のストレッチも、毎回同じことをやるので嫌になってしまう人もいそうです。ほかに、トレーニングの成果がすぐに見えないのでせっかちな人にも向かないと思います。

結局、運動と同じで、根気のある人でないと続かないということでしょうか。

○その他
老眼は、眼を寄る（寄り目にする）力が劣って起こるそうです。寄り目を練習するだけでも、老眼を防ぐことができます。このように、やっぱり眼を運動させれば効果があります。極論を言えば、このゲームを行わなくとも日々の生活で眼を運動させるという意識を持てば、眼力を向上させることができます。そして、眼を使った後は休ませることも重要。本をたくさん読む日々の中でも、眼への注意を忘れないようにしたいものです。

そうそう、今回から、ブログ記事のタイトルを紹介する本そのものでなくて、言いたいことをタイトルにするように変えてみました。