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仕事の人間関係で悩んだときは

仕事で悩みといえば、たいていは人間関係に元がありますよね。
今回は、職場の人間関係に関する本の紹介です。




大丈夫!みんなあなたのことが好き―職場の人間関係がラクになる22の処方箋

大丈夫!みんなあなたのことが好き―職場の人間関係がラクになる22の処方箋




「大丈夫!
 みんなあなたのことが好き
 職場の人間関係がラクになる22の処方箋」
佐藤康行 日本IGA
1500円+税




◎読んだ理由
新しい部署に異動になって2ヶ月ほどたつのですが、今までに比べて仕事がおもしろくありません。私は特に人間関係で悩んでいたわけではないのですが、当書のプロローグにある、「早く月曜がきて、会社に行きたい!」という言葉に惹かれて読んでみました。






◎本の内容






○職場の人間関係を6つのケースで解説
当書では、職場での人間関係の問題を6つのケースで解説していきます。
1.上司との関係がうまくいっていない
2.意見がぶつかり合ってトラブルが絶えない
3.仲間との間に疎外感を感じる
4.殺伐とした社内の雰囲気に息が詰まる
5.同期に比べ出世で取り残された
6.派閥争い
それぞれのケースに応じた考え方を紹介してくれます。ただし、当書の目的は、人間関係をラクにすることにあります。ケース5や6では、自分自身を出世させる方法や、派閥争い自体を解決する方法を教えてくれるわけではないことに注意が必要です。


これら6つのケースを用いて、どう考えたらよいか、どう行動したらよいか、という具体的な処方箋を22個紹介してくれます。また、当書の後半ではケースの枠を超えて、問題の根本を捉えて解決するための方法についての解説がなされます。







○どんなときも前向きに!
当書全体として”前向きにいこう”という考え方があると思います。職場で悪いことがあっても「気にしない」、「自分に与えられた試練だと思おう」、「まずは自分から変えていこう」、といったアドバイスが”前向きにいこう”を感じさせます。これは、心理学的に有効な考え方で、心の悩みを抱える人の多くは、「何をしてもうまくいかない」、「私が悪いんじゃない」と考える傾向があるそうです。ふさぎこんでしまうことは何の解決にもなりません

ただし、悪いことがあったときに、それを直視しないでばかりでもよくありません。悪いことがあった日は、”今日はこんな悪いことがあった、明日はきっとよくなるさ”くらいの心構えでいきましょう。







◎私への影響
今の仕事への私の悩みは、新しい部署に移ったことによる漠然とした不安といったものでした。そのため、当書を読んでも悩みは完全には解決しませんでした。月曜が楽しみ、というくらいまでには至っていません。ただ当書は、職場の悩みについての考え方を教えてくれました。読み終えてから日にちが経つほど、当書の効果はじわじわと効いてくるような気がします。






悩み、というのは頭の中で考えるからこそ悩みです。本人が気にしていなければ悩みにはなりません。そういった点で、仕事の悩みに対する考え方を知る、ということは大切なことだと感じました。本屋に行けば、「人間関係に悩む人のための〜」といった本や、「きっとうまくいく」といった本が当書の他にも並んでいます。自分に合いそうなものがあればちょっと手にとって読んでみるのもいいと思います。また、本でなくとも友人といろいろ話し合ってみるのもスッキリします。みんな結構同じような悩みを抱えているものなのです。








最近は以前より仕事への不安も和らいできました。私の場合は、自分らしく仕事をすることで仕事へのストレスがかなり和らぎました(時間が経って慣れてきたことも大きいですが)。自分らしく仕事をする、これは、当書の中でもアドバイスとして出てきます。仕事の悩みは人それぞれだと思いますが、もし上記の6つのケースに当てはまる場合は当書を手にとってみてはいかがでしょうか。






今回は本の紹介というよりも、私の考えの方が長くなってしまいました。人生のうち仕事は大きな位置を占めるわけで、楽な仕事をしたいとはいいませんが、楽しんで仕事をしたいと思います。仕事の悩みに関する本は、また機会をみて紹介していきたいと思います。