働ける幸せ
題名に偽りなし、の良本です。
- 作者: 中山和義
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2009/06
- メディア: 単行本
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「会社に行くのが
もっと楽しみになる
感動の21話」
中山和義 三笠書房
1000円+税
◎読んだ理由
今、仕事について結構悩んでおり、タイトルに惹かれて読みました。もっと楽しく仕事ができたらいいな、と思っています。
◎本の内容
○仕事に対する見方を変えよう
今回の本は、(先週紹介した本のような)職場の人間関係改善というよりは、仕事の見方を変える、考え方を変えて仕事を好きになる、という側面から仕事の悩みを改善するものです。構成としては、仕事にまつわる感動話をひとつした後にそれに対する解説を行う、という形を取っています。
章としては4つに分かれており、
1.変わるきっかけはすぐそばにある!
2.自分次第で仕事はもっと面白くなる!
3.だから一生頑張れる!
4.自分にしかできないことって?
となっています。どれがどういう章か、と訊かれると難しいですね。小さなことに仕事の幸せを見つける、嫌いな仕事を好きになる、普段気付かない仕事の側面を教えてくれる、など、仕事に対する考え方をそれぞれの話を通して変えてくれます。
○すらすら読める、おもしろい
当書のタイトル通り、どの話も感動させられます。おもしろく読みすすめられます。ページ数は150ページ以下で、1,2日で読み終えることができると思います。会社に行くのが”もっと”楽しくなる、というのがいいですね。今仕事が楽しい人も、仕事が楽しくない人も、今より仕事が楽しくなる本です。今回日記のタイトルにした”働ける幸せ”は、21話の最後の話からとりました。いい言葉だと思います。
◎私への影響
私が当書の話で見習わなければと一番感じたのは、21話中の1番初めの話です。それは、腕のあるコックだった人がずっと鍋洗いをさせられていて、ついには評価されて海外で総料理長になる、という話です。私は、まだまだ新しい部署に配属されたばかりで自分自身の仕事をパーフェクトにできません。会社に対していろいろ不満もありますがその不満を口にする前に、まず自分に与えられた仕事をしっかりとこなせるようになろう、と思いました。目の前のことに精一杯とりくみたいと思います。