わかりやすい文章を書く方法
この本も有名ですね。
- 作者: 照屋華子,岡田恵子
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2001/04/01
- メディア: 単行本
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「ロジカル・シンキング
論理的な思考と構成のスキル」
照屋華子・岡田恵子 東洋経済
2200円+税
◎本の内容
○話がわかりにくいのはなぜだろう?
当書は話をわかりやすく伝える技術を教えてくれます。
・伝える、とはどういうことか
・わかりにくいのはなぜか
・話をわかりやすくするために
・より複雑な場合、練習
という流れです。本書で話をわかりやすく伝える技術としてとりあげられるのは、”MECE”と”WHY SO?/SO WHAT?”の2つの方法です。これらは他の思考方法の本でもよく取り上げられているところで、当書ではこの2つの方法を掘り下げて使い方を説明してくれます。
○例題、トレーニングが豊富
当書では、章の終わりにそこで習ったことのおさらいとして、例題やトレーニングが用意されています。例題は解答が用意されており、ステップに沿って復習していきます。トレーニングでは解答はありませんがヒントがいくつか用意されているので、全く分からないということもありません。これらの問題を解いていると、論理的に物事を伝えるというのはこういうことなのか、と実感させられます。
◎私への影響
仕事をするとき、当書で書かれていることを意識しています。まず、上司に報告するときは、目的を明確にして相手にどうして欲しいかが分かるようにする。自分の考えが結局どういうものかを初めに言います。
私は、学生のとき法学部でしたが、論文もこういう書き方が適しているのだろうと思います。法学部で良い点をとる答案は、大事な論点を無駄な部分無く書くことだ、と言われます。当書を読んで、そのコツがわかったような気がします。学生のころにこの本に出会っていれば、と思わされる本でした。
私事ですが最近、いろいろあって元気がありません。今回もなんだか覇気のないブログになってしまいましたね。ひとまず、来週もがんばっていきましょう。