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脳を活性化させるノートの取り方

マインドマップについての本です。




ザ・マインドマップ

ザ・マインドマップ




ザ・マインドマップ
 脳の力を強化する思考技術」
トニー・ブザン、バリー・ブザン 著
神田昌典 訳 ダイヤモンド社
2200円+税





◎本を読んだ理由
マインドマップの話を聞いたことだけはあったのですが、どんなものかは全く知りませんでした。当書を本屋で見かけたときに、「オフィシャルマインドマップ・ブック」と表紙に書かれていて、公式本から始めようと思い読みました。






◎本の内容





○通常のノートの書き方は脳に悪い
マインドマップとは結局何かというと、当書の表紙に描かれているもの、これがまさしくマインドマップの一例なんですね。あるものから線が延びてキーワードが書かれている。場合によっては文字でなく絵が描かれる。色は黒一色ではなくカラフルにする。中央から放射線状に伸びる。当書によると、このようなやり方が一番脳を活性化させるとのことです。通常のノートの取り方と比べてみましょう。文章で書く、絵が描いてあると幼く思われる、シャープペンシルで黒一色で書く、線に沿って一直線に文字を並べる、と大違いであることがわかります。通常私たちが行っているノートの取り方は、脳にとってはつまらないものなのです。(マインドマップがどうして脳に良いかの理由も当書に書かれていますが、マインドマップを使った人がどうなったかの実践事例が多いように思います。科学的説明は難しいのでしょう)








○当書はマインドマップの説明書
読んでみてわかるのは、当書はマインドマップの説明書であって実践書ではないということです。当書に書かれているのは、マインドマップとは何かということと、どういった場合にマインドマップをどう活用できるか、の説明です。当書を読むとマインドマップが何かはわかるのですが、なかなかそううまくはいきません。これは、速読を想定してみるとわかりやすいと思います。速読の方法を知ったとしても、すぐに1日何冊と本が読めるようにはなりません。目の動かし方、周辺視野、暗唱しないこと、など練習を重ねて速読ができるようになります。マインドマップも同じように、やり方がわかったからといっていきなりうまくできるわけではないのですマインドマップを最大限活用するために手取り足取り練習させてくれる、当書に加えてそんな実践書があるとさらによいのです。その点から、当書を足がかりにマインドマップの実践に移る、または、マインドマップをマスターしてから再び当書を読んでみる、というのが、当書の正しい使い方のように思います。







◎私への影響
というわけで、当書を読んだだけではマインドマップを使いこなせている、とは限らないんですね。私は、ひとまずノートを取る時にはこの方法を意識するようにしています。普段からマインドマップしか書かないというわけではなく、たまに絵を入れる、色ペンを使うようにするなど、少しでよいので取り入れるようにしています。あと、マインドマップはノートの取り方だけではなく、頭の考え方にも使えるものです。普段なにかを考えるときにも脳を活性化させるのに有効な方法なので、それも意識しています。時間を見つけて、マインドマップの実践書を読んでみたいと思います。