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お金についての基本書

大変有名なこの本について書きます。




金持ち父さん貧乏父さん

金持ち父さん貧乏父さん




金持ち父さん貧乏父さん
 アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」
ロバート・キヨサキシャロン・レクター 著
白根美保子 訳 筑摩書房
1600円+税






◎読んだ理由
ひとまずお金についての基本書とも言える一冊です。有名な本なので、なんとなしに読みました。それこそ、読むのが普通、と言う感覚で、ハッキリした動機があったわけではないですね。






◎本の内容





○お金に対する考え方について書かれた本
当書は、お金持ちになる具体的な方法が書かれているというよりは、お金持ちになるための基礎的な考え方について書かれています。例えば、資産を蓄えること。資産とは、財産のうちでも特に新しくお金を稼いでくれるものを言います。債券や株、自分のビジネス(副業)がこれに当たります。金持ちは自分の資産を持っている、考えてみると当たり前のことですね。私たちはこれを当たり前のこととして知っているのに、それを実行していません。これでは確かに、お金持ちにはなれませんね。お金持ちになるために、私たちも資産を蓄えるべきなのです。当書に書かれている内容は、なるほどと納得させられるものばかりで、他のお金に関する本を呼んでも当書で書かれていることがある程度基礎となっていることを感じます。それは、他の本が当書に影響を受けているというよりも、まさしく当書がお金持ちの人たちに共通している考え方を書いているからなのでしょう。お金についての基本書、というタイトルにしたのはこのためです。








○金持ち父さんと貧乏父さんの対比が分かりやすい
当初は導入部分がストーリー形式になっており、大変読みやすくなっています。小学生くらいの子供が、貧乏な父親と金持ちの父親の両方の考え方を知って、金持ちになるにはどうすればいいかを学んでいく、という流れです。ストーリー形式になっているのは当書の始めの方だけですが、読者を惹きつけるために良い効果を与えています。また、貧乏な父親と金持ちの父親の対比は当書のいたるところに登場しますが、この対比は当書を大変わかりやすくしています。貧乏父さんは「たくさん勉強していい大学に入って、いい仕事に就けば金持ちになれる」と考えています。では、金持ち父さんはどう考えているかと言うと、、、答えは当書を読んでみてください。







◎私への影響
当書の考え方は、金持ちになるため以外にも使えるものがあります。”人間は人生にいろいろとつつきまわされる、そのときこそ学ぶチャンスである。しかし、大抵の人はそのときに向けるエネルギーの方向を間違えている(腹を立てるだけ、など)”。これなんて、お金を稼ぐというよりも、仕事に使える考え方ですよね。仕事で困難があったとき、「部長に責任がある」とか「この指示はそもそも実行不可能だ」と考えてはいませんか。本来はそういうときこそ、学ぶチャンスなのです。私は当書を読んで、人生・お金に対する考え方が少し変わりました。なるべく当書の教えを実行しようとしていますが、なかなか難しいものです。






当書の巻末には、”キャッシュフロー”という名前のボードゲームの宣伝が入っています。また、当初は続編もたくさん出ています。ついつい、いくら儲けたんだろうか、と考えてしまうのは私だけでしょうか。当書を読んだ後だからこそ、気になってしまいます。