神社に行く

神社が好きなので、行った先の写真をアップします!

目標は無くてもいい!がむしゃらにやってみる

仕事は楽しいですか?



仕事は楽しいかね?

仕事は楽しいかね?




仕事は楽しいかね?
デイル・ドーテン:著 野津智子:訳
きこ書房 1300円+税




◎読んだ理由
本屋に平積みされていました。仕事が楽しくなる秘訣が書かれた本だと思い読むことにしました。




◎本の内容





○とりあえず、試してみる
当書で印象的だったのは、目標は無くてもいい、ということです自己啓発本の多くは、”3年後、5年後の自分を想像しよう”、や、”目標を決めてそれを見える場所に掲げておく”、といったことを紹介しています。しかし、当書はそれらを否定します。この点で当書は、他の自己啓発本とは一線を画しているように思います。


目標を持っている人たちは成功するどころか疲れてしまっている、それに、全員が全員に目標があるなんてものでもない。目標はなくてもいいから、毎日自分ができる努力を続けてみる、そしていろんなことをひとまず試してみて、その成り行きを見守ってみよう。当書が言いたいことを要約するとこんな感じでしょうか。






○仕事を楽しくする本と言うよりは
当書はストーリー仕立てのお話で、毎日にうんざりしている主人公が、大実業家のおじいさん・マックスから、毎日の楽しみ方を教わるという内容です。全14章で、章のタイトルはマックスの発言から取られています。例えば第3章「試してみることに失敗は無い」、第11章「もし、宇宙が信じられないような素晴らしいアイデアをくれるとして、きみはそれにふさわしいかね?」といった具合です。どれも考えさせられるタイトルですよね。なお、「仕事は楽しいかね?」は第1章のタイトルです。ただ、当書の内容は私が初め期待していた”仕事を楽しくする本”ではありません。言うなれば、”人生を楽しくする本”、”事業で成功するための本”といったところです。







◎私への影響
目標は無くてもいい、という言葉は私を勇気付けてくれました。今の私は、3年後、5年後の自分が想像できていません。実際のところ、出世しやすいのは目標のある人の方だと思います。しかし、目標がないからといって気を沈ませることもないのです。ひとまず、今やれることをやっていこうと思っています。TOEICであったり、学生のころに習った法律を活かした資格であったり、こういった本を読むことであったり、これらがいつか実を結んでくれることを期待しています。