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内気な人に読んで欲しい!あがり症克服の本

近いうちに大勢の前で話をする機会がある方、この本をどうぞ。





人前で話すのがラクになる!5つの魔法

人前で話すのがラクになる!5つの魔法





「人前で話すのがラクになる!
 5つの魔法
金光 サリィ、 ダイヤモンド社
1400円+税






◎読んだ理由
私は目立つことが嫌いです。そのため、人前に立って話をするなんてとんでもなく恥ずかしいことだと感じます。しかし、社会人になった今 このままでは駄目だとも感じています。そこで当書を読むこととしました。







◎本の内容









〇5つの魔法とは
当書で紹介される上がり症を解消するための5つの魔法とは、
・言葉の魔法→いい言葉を意識して使おう
・態度の魔法→態度を変えて感情も変える
・行動の魔法→変化を求めよう
・イメージの魔法→人は自分の考えている人物になる
・1枚の魔法→スピーチで話す際のメモについて
の5つです。この中ではっきりとスピーチに関係してくるのは、最後の”1枚の魔法”の1つのみです。ほかの4つの魔法は、あがり症克服のための考え方、行動の仕方を改善するための魔法なのです。しかし、これらの魔法は何もあがり症克服に限ったものではありません。日常に応用できるものです。当書は、前面には出ていませんが、自己啓発書の側面の強い本と言えるでしょう。「やる気のスイッチ」や「自分の小さな箱から抜け出す方法」といった書籍に通じるものがあります。なお筆者は場数を踏んだところであがり症は治らない、とはっきり書いており、5つの魔法は場数がどうといった内容とは無縁のものとなっています。










〇私に最も影響したのは、、、
私が一番影響を受けたのは、”言葉の魔法”です。私はこれまで、悪いことがあればすぐに「自分は駄目だ」と言い聞かせていましたが、当書をきっかけにやめました。悪いことがあったときでも、「もう少しだ」「よくやった」などプラスの言葉を使う、このことで脳をコントロールできるのです。しかし、こういったことは他の本にも書かれていることがあるでしょう。当書に出会うまで私が思いもよらなかったのは、他人への声かけにもこのことを応用することです。朝が苦手な家族がいれば、「そろそろ起きなさい!」と言って起こすのではなく、「よく寝たね〜」といって起こす。よい言葉を自分に使うだけでなく、相手にも使うと言うのは、良いアイデアだと思いました。










また、当書にはスピーチを成功させるための方法として、観客の拍手を受け入れる、ということを挙げています。拍手を受けたとき、「いや、そんな・・・」という反応をするよりも「ありがとうございます!」という反応をした方が良い、その方が観客も自分も心地よいじゃありませんか。私はこれを日常生活に取り入れることにし、相手から褒められたら受け入れる、そして私も相手を褒めて差し上げる、ということをしています。すると周囲から、明るくなった、と言われるようになりました。そんなことから是非、内気な人にも読んで欲しい本です。









◎その他
冬が終わりましたが、雪の話題をします。私の住んでいる地域は雪が多く降ります。毎年 一度は道路が止まり、電車も動かなくなります。
ニュースでやっていたのですが、〇〇市(某雪国の県庁所在地)の今年の除雪費は9億円だったが不足したため補正予算を組みさらに増額した、とのことでした。私はこのニュースを聞いて愕然としました。9億円あったら何人かの人間が一生遊んで暮らせます。それが毎年支出されているとすれば、本当にもったいないと思います。そのうちの数%でよいので、毎年 雪の研究費に回して除雪しやすい生活を作り上げるべきです。
例えば、そもそも雪が積もらない道路はできないか、屋根雪を下ろす必要のない家を提案できないか(毎年屋根雪おろしで落下する人が出ます、また、現状の個人宅融雪設備は高額です)、凍ったアイスにもすっと入るスプーンがあるらしいがその技術を雪かきスコップに応用できないか。これにより除雪費用が減れば、支出が減って自治体も得、冬の生活が向上し雪国の住民も得、損をするのは土建屋だけです。
雪対策は現状、水、人手、重機といった原始的な力でなされています。それをもっと根本的に改善できればよいのに、それこそ雪国にとっては、飛行機の発明くらいの大革命だと思うのですが、なんとか実現したいものです。不満ばかり書いているように感じるかもしれませんが、日々 何かを改善できないかと思って過ごしているのです。